salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

2015-01-01から1年間の記事一覧

 ビルマ 完 (サガイン)

サガイン到着日に主な目的を果たせてしまったので気分は楽だ。 街をブラブラしていると目立つのか、よくジロジロ見られる。 マーケットの賑わい活気は凄い。積み上げた袋から血がしたたり路上に溜まりを作っている。ビンロウを噛んで吐きすてる赤いツバ。た…

 ビルマ 4 (サガイン)

12/9、前夜ホテルにタクシーガイドを予約してお金を支払った。が、朝来たのはバイクタクシー、あちゃー! 改めて頼んだタクシードライバーは大当たりで、父のことなどを少し話しただけで名ガイドとなる。しかも日本語好きという娘も同乗することになった。 …

 ビルマ 3 (マンダレー)

12/8 2泊したラングーンからバスでマンダレーに向かう。ホテルの人は 9:30 のバスに乗るにはタクシーは7時だといい、6時過ぎに起こされる。どうも渋滞がひどいからのようだ。この4、5年で車が激増したらしい。郊外に向かって走る間にも渋滞は激しさを増し…

 ビルマ 2 (ラングーン)

ヤンゴン(ラングーン)2日目。 前夜にユズルさんからこんなミュージシャンがいる、とメールが来ていた。コンタクトするとすぐに返信が来て Jeuko 氏と急遽会うことになった。バイオリンやギターやキーボード、色んな楽器を使うらしい。その内 Soe たち仲間…

 ビルマ 1 (ラングーン)

12/6 日本人とそっくりな人々が、公用語の英語で生きたコミュニケーションしている、チョット不思議なシンガポールを去る日がきた。 演奏会の翌朝に外国に飛行機で移動するパターンは難儀で、この日もほとんど寝ずに空港へ向かう。電車の乗り継ぎをチョイ間…

 アジア冬・6(シンガポール)

12/2 ヤンセン、ベンズィーとお別れに早い朝食を食べて、バスターミナルに送ってもらった。 いよいよ国際バスを経験する。1500円弱の安い方を選んだのに、充分立派な二階建バスが来た。その階上の最前列だったのですこぶる景色がよろしい。ジャングルやプラ…

 アジア冬・5(KL)

今が雨季だというクアラルンプールは、毎日のように雨が降り、時には雷を伴って長くつづき、それはスコールの明るいイメージとは少し違うものだった。 そんなKLの街をオフの合間にちょっと観光。今や世界中にある似たり寄ったりの巨大なビル群やその中にある…

 アジア冬・4(KL)

11/26 こうしてマレーシアはクアラルンプールに劇的に到着できたのだった。 空港から電車などを乗り継いで会場近くの提供されたホテルにチェックイン、ありがたい、休息。 近くの中華料理店で夕食を食べていたら関係者のベンズィーが通りがかりビックリ。支…

 アジア冬・3(バンコク)

11/25 気持ちのよいホテルに2晩泊めてもらい、赤バスで空港へ。チェンマイからまたバンコクに戻りスクンビットの会場 LAM へ。そこは1月に演奏したWTFの2軒隣で、その時に訪ねてもいた所だった。翌日にはクアラルンプールと、ハードスケジュールだ。 バン…

 アジア冬・2(チェンマイ)

11/23 初めてのライオンエアーで初のチェンマイ空港に降り立った。 でもバスがない! どうしたものかしばらく様子を見ていて、見るも聞くも初めての改造トラックのレッドバス(黄色でも)との交渉に成功。荷台に乗り込み街へ。 チェンマイは東西南北に正四角形…

 アジア冬・1(バンコク)

今年の1月に挙行した初のアジアツアーに続く第2弾を、11〜12月の4週間実施した。前回同様タイから始まりマレーシア、シンガポールの順。それにミャンマーを加えた。 でもさすがに日本と海外の連チャンの演奏は疲れた。前夜も大分アトホールでベルギーの C…

 ニューバンド

アトホール周年ライブ(12/26・土曜日21時前後出演?)、この催しはアトホールに感謝し盛り上げるのが目的なのはいうまでもない。その一方で多くのミュージシャンが集まって、楽しく気軽に演奏できるところがいい。なので今までもこれへの出演に際しては、普段…

 ハルリ池

日本中、そしてアラスカ、ニュージーランドまで足を伸ばしてサケ科の魚を追い求め、山の水に心をうばわれ、その水の写真集を出せたらな、と思っていて。 後年、CD「祝子(ホウリ)」の中に写真アルバムを収めることでそれは実現した。 しょっちゅう行く裏山の…

 ハルリ @池

もう20年ほど裏山を徘徊してきた。裏山とは、霊山、障子岳、本宮山、宇曽山などで、大分市の屏風然とした山々。最高点で700mだからそう高くない山並みながら、中々に深くて山岳の雰囲気を充分に醸し出し、山菜も木の実もあれば渓流魚アマゴも一部生息して…

 台湾9(最終章)

事故は最終台北公演のあとに起きた。 Shih-Yang とタクシーに乗って先に降りてかれと別れたのだが、その時にお金が全て入った袋を車内に落としたのだ。 すぐに気がついて、かれに連絡しようと急いで宿泊する部屋に入ったがワイファイが繋がらない。時間はど…

 台湾8(台北)

6/24 みんなに見送られてタクシー乗車。台南駅近くのバスセンターから長距離バスで一気に夜の台北へ。 よく経験することだけど、目的地に着いてから困惑することが多い。停車場がいくつもあるからだ。どうしようと思いながら、ままよと結局最後まで乗ってし…

 台湾7(台南)

6/22 高雄散策の夕方、列車でゆっくりと再び台南能盛興工廠へ。翌日のイベントに備えて前日泊することにしたのだ。 代表格の Kao が車で駅に迎えに来てくれた。治療院に連れて行ってくれるのだ。夜になっていたがライトがついていない。エンジン音もかなり怪…

 台湾6(高雄)

6/20 Fangyi、li-Ping と3人、列車で台南から高雄へ。 高雄はなかなか大きいと思っていたら台湾第2の都市らしく、なんによらず台北に対抗心を持っているらしい。 会場の路人(Ruh)カフェ。1階はオープンになっているが、なんと2階は広い畳敷きで柔道場の…

 台湾5(台南)

6/19 タクシーでまた遠く離れた台東駅へ。どうして駅を移転しなければならなかったのか、と考えてしまう。 プラットホームで手を振るおじさんがいた。最初は気がつかなかったけど、昨夜のサックス吹きの父親で一緒に写真に写ったのだった。スーツケースを運…

 台湾4(台東)

6/16 台中に2泊の予定だったが宿泊場所が曖昧だったのと、東岸の台東に興味があったので、急遽1泊で切り上げて台東に3泊することにした。 台湾は都市も交通網も西側に集中しており、東側は自然豊かなワンダーランドだったのだ。 Fangyi と2人で皆に別れ…

 台湾3(台中)

6/15 Fangyi と寝床を出て駅へ歩く。日差しの強い中、途中で肉まんとか買い食いして休みながらして到着。 列車で新竹から台中へ南下。台中というくらいで台湾西海岸の中部に位置する。 タクシーに限らず交通機関は安く、日本の高さを思い知る。台中駅からタ…

 台湾2(新竹)

6/14 A女史とお別れして新竹市に移動。 それにしても昼前から降り始めた雨は半端なく、雷も交え間断なく降る雨で駅前も洪水かというような状況だった。台北は山に囲まれた谷状の地形のため天候が不安定らしく、実際このあと巡った都市はおおむね安定した晴天…

 台湾1(台北)

6/12 台湾出発前夜、博多のgigiでソロ演奏。倉地さんたちも参加してくれて盛り上がった上、珍しい人たちなど10人位が個人的に会いにきてくれて嬉しい。幸先いいな。 6/13 福岡空港から台北へ。ついに初台湾! 指示されたバスに乗って台北市内へ移動し宿泊…

 初台湾計画

今のような音楽活動をはじめて13年、ひとりで国内外を旅してきた。 そして、、、今年はアジアイヤー! 今まで海外は欧米をツアーしてきた。思い立って今年1月に初めてアジアはタイ、マレーシア、シンガポールに行ってきた。その時の模様はブログにアップ…

 鹿児島ツアー 3

打ち上げの席にいたユニークな夫妻(みんなそうだけど)の鹿屋の家、アメタ食堂に行くことにした。かれらはミュージシャンでもある。松本氏も急遽同行して宿泊することに。 みんなで静まった川沿いの吾平山上陵(あいらさんりょう/鵜草葺不合命と玉依姫の御…

 鹿児島ツアー 2

思いがけず初めて霧島神宮を参拝して温泉につかり、車中泊する理由もないので昨年のパラードにも参加してもらった鹿児島市の松本充明氏宅を目指した。 かれは改造楽器などを使う表現者だが音楽家ではない、と本人は言う。東京やフランスを経て鹿児島に移って…

 鹿児島ツアー 1

2015年3月、初めて鹿児島で演奏するため車で6日間の旅をした。 同じ九州といえど、まだ一度も演奏したことのない県はある。宮崎、鹿児島、佐賀、長崎だ。 もっとも宮崎はジャズ系バンドのペナンペで1度、佐賀は急遽行われたカンパ制ソロの経験はある。鹿児…

 ひらめいた

ひらめいた。 世界が一部の人々に支配されていること自体は周知の事実。 これに関しては陰謀論や闇の支配者など、色々な角度からの言説がある。そして一般的にそれらの勢力を「悪」としてとらえている。 待てよ? 自分を含めた民衆(=被支配者)はどうなの…

 初アジア 4 - 最終章

(タイ、バンコク 1/16-19) 8日目。シンガポールから再びバンコク・スワンナプーム空港へ。 空港列車で終点まではスムーズに移動。そこからタクシーに乗る段で、ドライバーや係員が行き先「ZOO」が分からないと騒ぎになる。適当な所で降ろしてくれればいい…

 初アジア 3

(シンガポール 1/14-15) 6日目。Yandsen、Siew-Wai は朝食を共にしたあと、車でクアラルンプール空港まで送ってくれた。ありがたい。 シンガポール空港から指示された駅まで辿り着いて、主催の Mark Wong と会う。かれもミュージシャンらしいが、UJIKAJI …