salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 祝子と花火

「祝子」先行発売大分コンサートはまずまずといった感じで終了しました。 CDはジャケット印刷に若干のミスが見つかり、会場ではそれを配布し後日正規版を別途送付ということで了承いただき販売しました。申し訳なくも、これってプレミアムかも、、、? 結果的…

 「祝子」先行発売難産コンサート

明日7月27日、いよいよ大分で本番第1弾。 難産でした。 去年収録した全曲を、今年破棄して再収録。4月にリリースとコンサートとサックス娘の段取りをつけて、5月の1ヶ月間不安後ろ髪ヨーロッパツアー。帰国後休む間もなくマスタリング10日間、入稿…

 「houri」 sax girls

salmosax ensemble CD発売記念コンサートは、当初ソロ演奏のつもりだったが、ふと地元の女性2人の助っ人を思いついた。 だってアンサンブルだし、、。 堀米千恵は元祖 SALMO SAX のメンバーで、都合6年くらい付き合ってもらった。その後彼女は海外に出て行…

 「祝子」(houri) 後記

ぼくは多分、音の横の流れや勢いで演奏してきた人だけれど、録音や編集の段階では「縦」(時間軸や和声)を意識しなければならず、それは自分にとって結構負担でした。苦手意識に関しては反省しています。一方、今まで自分が絶えず選択をしてきてある今の自分…

 「祝子」(houri) 解説〜4

( 曲解説続き ) 13. improvisation / 即興 これは即興演奏で、唯一曲ではないけれど、アンサンブルのひとつの可能性としてやってみた。自分だったら山内桂とどう共演するだろう、という好奇心もあった。もちろん、テイクワンで終了。 ( as,as ) 14. blue kah…

 「祝子」(houri) 解説〜3

( 曲解説続き ) 07. who? / だれ? 前述のサックスワークショップ時代に可能性を探ったもののひとつ。各自任意のフレーズを繰り返し、ある(秘密の)合図で瞬時にチェンジする集団即興のオートマチック化と偶然性を狙った曲。いくつかのルールを伴ったシステム…

 「祝子」(houri) 解説〜2

曲解説 01. houri / ホウリ ぼくの作曲のしかたは、どんな曲が欲しいかを想いその感覚(事象的なイメージではない)をからだにセットする。すると何日かの内にメロディが浮かぶ。一生懸命作ろうと思ってもできないものだ。CD作製企画が進む内に「ホウリ」とい…

 CD「祝子」(houri) 解説〜1

CD「祝子」(houri) をリリース (8月新譜) するにあたり、作品や曲についての話などを何回かに分けて書いていこうと思います。 salmosax ensemble の第1弾 (ということは続きがある、あるいは可能性を感じている) になるこの作品は、全18曲で、ぼくの祝子…