salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

2008-01-01から1年間の記事一覧

 この1年

この1年の整理をざっとしてみました。 企画シリーズ ●"Salmo Rise" (やぶいぬ主催) は vol.2(入間川正美/チェロ)、vol.3(神田晋一郎/ピアノ)、vol.3(中村としまる/シンセ)。 ●大分 ATHALL 企画 "SALMO Meeting" シリーズが始まり、4回を数えた。 …

 報告や着信や

東京ツアー6日間、色々ありました。本当にいろんなことが起きる時期です、悪いことも良いことも。それを象徴するようなツアーでした。 1日目、初訪問の千葉CANDYで、開演1時間前にアルトサックスのマウスピースがないことに気付き心臓が止まった。 こんな…

 ”(h)ear rings 即興音楽祭”

2008年を締めくくるのにふさわしいイベントに出演する(12/19-21)。 主催は吉村光弘。フリーペーペーの「三太」発行人の1人といった方が分かりが早い人もいるかもしれない。 本人は否定するだろうが、少し直球すぎるきらいがある程音楽に取り組んでいる。 ぼ…

 holly silence  〜即興演奏の夜〜

あさって12/13土曜は、江上靖 (ギターソロ) とのソロ演奏会 (Day's Art Shop にて)。 「祝子」の録音を担当してくれたのがかれ。ぼくの「生音とCDの音とが違いすぎる」と、かれの機材も持ち込んで何度も何日も祝子の山小屋に泊まり込んだ。少しでも実際の音…

 外見じゃない

、、というわけで、GeGeGeGeQuartet の3人とは初対面と知ったぼくは、かれらのHPで見てしまったかれらの風貌に、出演をやめようと思った。でもそれではプロとは言えないと気を取り直し、会場に向かった。 しかし会ってみると、声も態度も心もソフト。恐くな…

 Salmo Meeting

Salmo Meeting のネーミングは ATHALL のオーナーがぼくのことを応援しようという気持ちで考えてくれたもの。 事は今年最初(1月)の演奏だったが、東京のカゲ、マイパル・フットフット、ミトミ・エイジが大分でぼくと一緒にライブをしたいと、 ATHALL に打診…

 カツ◯◯

実は最近CD「祝子」を地元合同新聞で取材掲載してもらった(11/29)。 直後に、以前同業者で脱サラ先輩のトンカツのカツ◯◯経営者から連絡が入った。 お店で久しぶりに再会していろんな話で盛り上がり、CDも購入してもらった。店内では、ぼくも好きなサラ・ブラ…

 師走 今年最後のお知らせ、か

なんだかんだ言って、もう師走。 この数ヶ月は低迷の時期だと感じている。脱サラ後の6年は順調に過ぎたので、少し、ほんの少し休んで、この時期を乗り切って、次のステージに行くのだと理解している。 ひとつづつゆっくり問題を解決していって、ひとつづつ…

 時間感覚

先日中谷達也さんとのATHALL duo演奏で、1曲1時間くらいやろうと簡単な取り決め。そして終ってみると正味演奏時間59分20秒。 打ち上げの時に、「自信はないのだけど、結果時間通りになることが多い」ことを話すと、かれもそうらしい。それを聞いていた…

 TATSUYA NAKATANI

11/21-22、中谷達也とのツーデイズ終了。かなり密度の高い時間を過ごした。 かれの住むペンシルベニアを含めて何度か会ってはいたが、共演は前回の大分duoに続いて2回目で今回もduo。湯布院 SOW と大分の ATHALL にお世話になった。 2人で湯布院や別府の温…

 バイト演奏 & salmosax

最近珍しく2つほどバイト演奏をして経済的に助かった。 で、自分の中にあるかもしれないバイト演奏への蔑視と、その演奏を楽しんでいる自分との矛盾と合理性、そして salmosax との関係について、また考えてみた。 で、書いてはみたがまとまりが悪く、発表…

 ああ〜札幌〜小樽

ああ、ことばにすると陳腐だが、幸せだ。 札幌〜小樽で毎夜計4回演奏できて、みんなに喜んでもらえて、みんなの好意を感じて、打ち上げがあって、毎夜2時まで話して、出会い再会があって、色んなミュージシャンを聴いて、色んな所に行って、ドキドキして、…

 7年目第1弾〜北海道

掃除の方は7、8割終了。10割は無理だけど、この際9割までやります。どうせ数年は大掃除なんかしないし。 意識していたわけでないのに大掃除とか6周年とか、このやってきた節目に気づいて少しオタオタしてしまうのでした。 ということで、音楽活動は7…

 6周年

今日は脱サラ6周年の日です。 気持ち的には、「もう」、でしょうか。 人の細胞は3年で全て生まれかわると言いますし、「石の上にも3年」を2回したことになります。 計画性などなく音楽シーンに飛び込んで、演奏をできる環境作りと、誠実に演奏することに…

 バイトでマイク

本当に珍しく演奏のバイトがきた。11月頭に2カ所で。嬉しいな。 大分では山内桂はワケワカラン人物として認知されてきて、演奏のバイトなんて20年で片手くらいだったろうか。 そのギャラで、安価だけど欲しかった録音マイクが買える。「祝子」録音の時…

 発見

面白い発見をしました。 その1 英語では演奏することを「play」と言います。そのことで洋の東西の異なる精神史を語る構図があったと思いますが、実は古代日本でも楽器を奏することを「遊ぶ」と言っていたのです ! 音楽は神と一体になるための遊びであり、楽…

 ジャズ

昨夜はジャズ演奏。本当に久しぶり数年ぶり ! 田園広がる大分県は緒方町のドラムカフェにて。お初。 ピアノ、ベースは旧知の仲だけど、ドラムはお初。 足立(p)、米増(b)、本田(ds)、山内(as) 成り行きで誘われて演奏することになったものの、打ち合わせも練…

 先月は東北〜東京、今月は札幌へ

9月のツアーは色々ありました。 会津AACで帰国中のAさんと再会。盛岡での演奏とみんなとの再会。4回目を迎えた salmo rise 。amplify フェスへの出演。 どれも自分なりに納得できる演奏だったと思います。 実はAさんは鎌倉時代に会津に移って分かれた山内…

 祝子滞在

みなさん、ごぶさたです。気がつけば1ヶ月ほどたってしまいました。 先日訪れた祝子について少し書いて、次回に9月10月のツアーに触れたいと思います。 8月にリリースしたCD「祝子」の地、祝子に4日間滞在しました。 2日間の予定が、台風のため連日雨…

 salmo rise 限定CDR

嬉しいことに、新譜「祝子」は順調に売れているようだ。 8/10発売から20日間に追加注文がちょこちょこと。これで未払いのCD製作費が払えるゾ、、、!? さて今回の salmo rise 限定販売CDR(会場でのみ¥500) は、2007年ベルリンの AUSLAND でのソロライブ。(…

 東北、東京ツアー

昨夜、湯布院SOWで「祝子」コンサート終了。サックス娘3回の公演終了。やっと? 満足できるレベルになったか。 さて、今年、初のポーランドはポツナンでお世話になったAさんが、たまたま帰国中。彼女が関わっている福島のAACパフォーマンスフェスティバルに…

 営業

先日の上京時、「祝子」の営業というかお礼も兼ねて新宿と渋谷のタワレコを訪問。 試聴機に入れてもらえるようで嬉しい。大分のタワレコも展開してくれそう。 ディストリビュータのメタカンパニーも初めて訪問。 モダーン・ミュージックも初訪問。オーナーは…

 SALMO RISE vol.4 & AMPLIFY 08

ゆめかうつつか、、、幽玄な話ではなく高速夜行バスのお話。猛烈な睡魔に襲われながら熟睡できない生き地獄。 福岡〜東京バスと大分〜福岡JRの往復で、「祝子」東京公演のために上京(お盆時期の高い航空運賃より生き地獄を選択)。CDの営業も少し。 サックス…

 まもなく東京

まもなく東京へシュッパツ ! バスで、、、。 お盆の時期に近いため割高の旅費を少しでも節約するため福岡〜東京片道14時間。 かなりきつい。でもヨーロッパ便のフライトを考えたら似たようなものか。 東京では主催で音楽家の吉村さん、そして見た目と違っ…

 アツい

いよいよ山場の東京公演が近づいてきました。 まずは連日の猛暑に負けぬようにしなければなりません。 そう、、4年ほど前に8月の東京を経験しましたが、石垣島などとはまた違った厳しさでした。 東京地方のみなさん、おからだを大切に ! 暑さとか諸々の理…

 祝子と花火

「祝子」先行発売大分コンサートはまずまずといった感じで終了しました。 CDはジャケット印刷に若干のミスが見つかり、会場ではそれを配布し後日正規版を別途送付ということで了承いただき販売しました。申し訳なくも、これってプレミアムかも、、、? 結果的…

 「祝子」先行発売難産コンサート

明日7月27日、いよいよ大分で本番第1弾。 難産でした。 去年収録した全曲を、今年破棄して再収録。4月にリリースとコンサートとサックス娘の段取りをつけて、5月の1ヶ月間不安後ろ髪ヨーロッパツアー。帰国後休む間もなくマスタリング10日間、入稿…

 「houri」 sax girls

salmosax ensemble CD発売記念コンサートは、当初ソロ演奏のつもりだったが、ふと地元の女性2人の助っ人を思いついた。 だってアンサンブルだし、、。 堀米千恵は元祖 SALMO SAX のメンバーで、都合6年くらい付き合ってもらった。その後彼女は海外に出て行…

 「祝子」(houri) 後記

ぼくは多分、音の横の流れや勢いで演奏してきた人だけれど、録音や編集の段階では「縦」(時間軸や和声)を意識しなければならず、それは自分にとって結構負担でした。苦手意識に関しては反省しています。一方、今まで自分が絶えず選択をしてきてある今の自分…

 「祝子」(houri) 解説〜4

( 曲解説続き ) 13. improvisation / 即興 これは即興演奏で、唯一曲ではないけれど、アンサンブルのひとつの可能性としてやってみた。自分だったら山内桂とどう共演するだろう、という好奇心もあった。もちろん、テイクワンで終了。 ( as,as ) 14. blue kah…