salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 バイトでマイク

本当に珍しく演奏のバイトがきた。11月頭に2カ所で。嬉しいな。
大分では山内桂はワケワカラン人物として認知されてきて、演奏のバイトなんて20年で片手くらいだったろうか。
そのギャラで、安価だけど欲しかった録音マイクが買える。「祝子」録音の時は借り物だった。
これで salmosax ensemble の続きが始まる。やっと作業に入れる。前回の反省を生かす可能性やら、salmosax ensemble の可能性やら、日常音楽生活やら、、、もろもろ動き出す。
ゆっくり音源を作ってためていくつもり。結果ボツにするかもしれないけれど、それでも楽しみだ。




スタジオは無理で部屋での録音が前提になるので、掃除を始めたのだが、脱サラ前の演奏や主催の資料やポスターをなつかしがってしまう。


とりあえず90年〜2000年くらいの時期を整理中だが、大友(良英)さんがまだ今ほど有名でない頃のものや、(以下敬称略)倉地久美夫、広瀬淳二、一楽儀光、豊住芳三郎、M.メンゲルベルク、H.ベニンク、B.フィリップ、P.ラザフォード、E.ライジガー、サム・ベネット、S.ベレスフォード、高木元輝、川端まこと、藤山裕子、内橋和久、等。
故ジョー・水城さんの手紙も出てきた。今年こそかれを呼ぼうと調整していた矢先に亡くなってしまった。
故トム・コラのハガキも。大分へのお誘いへの返信だがこれも実現しなかった、、。


おもしろいのがあって、92年に大分市街地の公園に福岡や広島から即興ミュージシャン達を呼んだ催し。「秋の大演奏会」と題し、それより大きく「告、善良な市民は近寄らないでください。」と。 しかし善良な市民はすぐに近寄ってきてクレームをつけ、つまり怒鳴りだした。後援には OBS、FM大分が、、。


また、11回続けた大分川の河原での「観月十三夜ライブ」。
地元アマチュアや各地のアーティストが大勢無料出演してくれた。名称は第3回までは「観月ジャズイン」。番外に「夜桜ジャズ」を1度。もうひとつ番外で忘れていたが、十三夜「sax solo」も1度やっていた。また初期には十五夜にやったこともあるが、諸般の事情で十三夜に落ち着いた。
乾電池式のアンプから始めた、すべて手作りの半ゲリラ的市民的超個人的催しで、焚火や提灯やまんじゅうや酒やお茶やなんやら無料で振る舞い、やがて色々な差し入れも増えた。どんな大雨の日でも始まる時刻には上がり、一瞬であっても月が顔を出さなかったことはない。
この企画は脱サラ直後の第11回を最後に終わった。


これらは「サルモ釣協会」の歴史でもあるが、最初の方は「サルモニダエ・フィッシング・アソシェイション」名になっている。
その時々の後援やポスター制作などのやりとりとかを思い出す。
まだまだ何が出てくるかわからない。




さて、バイトでマイクが買えることを書きたかっただけなのに長くなってしまった。掃除に復帰、、って掃除ってそんなもんですよ、ね。