salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 アジア冬・4(KL)

11/26 こうしてマレーシアはクアラルンプールに劇的に到着できたのだった。
空港から電車などを乗り継いで会場近くの提供されたホテルにチェックイン、ありがたい、休息。
近くの中華料理店で夕食を食べていたら関係者のベンズィーが通りがかりビックリ。支払いを済ませて行こうとしたら、別テーブルに主催者のシーワイが連れの人といるしビックリ。翌日もレストランで昼食を食べていたらまたしてもベンズィーが現れビックリし、指差す店内奥にはまたしてもシーワイともう一人の主催者のヤンセンがいてビックリ。
チェンマイでもそうだった。知らない土地やよその国や街で友人知人に会うことがある。まさか、ここで、知ってる人が!
本当に不思議としか言いようがない、、。
食後みんなで会場の FINDARS 入り。前回同様、きょうからここに寝起きさせてもらう。


11/27 いよいよ KLEX 2015 フェスティバル。今日から二夜、KLEX 2015 フェスティバルが開催され、その1日目に参加する。また5日間にわたりアートや映画も同時開催されている。
当夜は4組の出演者があり、その二番目。開演が22時近かったのでちょうどいい時間帯だ。
いつものようにソプラニーノから始める。最小微音からイケを演奏開始する。完全にコントロールしてフォルテあたりまで音量を徐々に上げていく。
続いて脳を振動させる美しくも破壊的建設的な曲キギを演奏。この曲は各地で衝撃的に受け入れられていて好評なのだ。
そしてアルトで20分程即興。
計40分弱。時間が遅いし出演4組なのでこれ位か。主催者たちも満足そうな顔だし、お客さんも納得の顔、顔。よかった。


初めてアジアを訪れた今年1月に世話してくれた主催のシーワイとヤンセンだが、かれらの功績は大きい。アジア地域でそれまでなかった音楽のシーンを作り広げてきた。この波はまだ広がるだろう。その後かれらは大友良英氏ともつながり、来年その関係で来日するなど、動きは加速している。
ところで翌日出演予定のサチコM女史と久しぶりに再会。元気そうでよかった。
でも明日はクアラルンプールの Live Fact に出演するので、残念ながらこのフェスは聴けない。