salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 EUツアー2014 その1

パラード〜サルモミーティングの大成功の翌々日、9/23 EUツアー2014に飛び立った。
ツアーのために今年iPhoneを入手してpcのカサと重さから解放された。軽いし便利ではある。



チューリヒ
福岡発アムス経由スイスのチューリヒ着。いつもお世話になる日本人のNさんが出迎えに。
九州から直行便って助かるのだが、復路にとんでもない結末が待っていたことは後述。
翌日は昨年同様のトリオ、JJ/トロンボーンとボナベンチュラ/ンビラとリハ。イキナリ3時間半も遊んでしまった。
9/25、ハラッパ図書館でそのトリオで公演、そしてホフネン上映。
このトリオは、ぼくの通常のと少し違ってより調性のとれた、ストレートな演奏で、冒険心いっぱいの展開をする。多分かれらの開いた心が安心感が変化をもたらすのだろう。
ヨーロッパ最初の上映も表面だけでない理解をしてくれ、まずまず成功。


9/26、JJと街歩きをし、夜は不動のシグナルトリオでライブ。
クリスチャン・ウェーバー(ベース)とトマス・コルバー(エレクトロニクス)。スイスで何度かとフランスのフェスでも演奏し、日本での演奏はCD化(signal to noize vol.2)されている。
会場はアパートの5階だったか、最上階の主催者Fの普通の部屋。ヨーロッパは作りが違うので、こんなフラットでの演奏会は珍しくはないが、それにしてもお客は4、50名ほどの大入りで、昨夜とはまた全然違うエキサイトな夜だった。



ブザンソン
翌9月27日、列車でフランスのブザンソンへ。恒例となった友人のチェリスト、セバスチャン宅に4日間滞在する。
かれは地方都市で一人気を吐いている。ナポリでの運命的出会いに触発されてか、かれの美術家としてのアトリエでぼくのコンサートを開いて以来、アトリエ・エトワールと名付けて本当に多くのミュージシャンの公演を開いてきている。


着いた日の夕方、ぼくのワークショップ「呼吸法と半時動即興演奏」を開催。でも実はほとんどノープランだったのだが、なんとかなるものだ。ホフネンを上映して終了。
翌日は、同所で2組のバンドを対バンにぼくのソロライブ。


残りの2日間はかれらと街ぶらしたりトラムに乗ったり。
トラムは昨年初夏にはまだ工事にもかかってないほどだったのに、この9月に開業していた。そしてもう死亡事故が発生していた、、、狭い街中で馴れない運転手と馴れない市民が、、。