salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 7月15日

その後ダラダラと日が過ぎて行き、時差ぼけを半ば楽しみながら、つまり出勤があるわけでもないので、判断を身体に任せて毎日寝る時間起きる時間が変動していて。
ヨーロッパにいる時は、帰ったらあれしようこれしようと考えていたんだけど、帰ってみるとナカナカ思うようにいかない。
これが生活で日常なんだなあとジワジワとシミジミかみしめている。多分それが一番大事なことなんだし。日々の生活の中で創作や準備やなんかがなされるのだから。
でも、ただゴロゴロしているだけではなく、まだ公言できない色々な計画をソロソロ考えたり、ゴソゴソ動いてはいる。


そんな中、これから映画製作を続けるならば、今のパソコンを買い替えるしかないという結論が出た。でもまだ壊れたわけでもないのに、それにお金がかかることだしで、毎日パソコンの価格変動を見ながらモンモンと躊躇していた。
昨年作った「ホフネン」はもっと高画質にできるし、撮り続けている画もフルハイビジョンのまま保存編集が可能になる。もう答えは出ているのにズルズルと注文できないでいた。

気がつくと7月15日の自分の誕生日が近づいていたので、自分へのプレゼントという理由を付けて、それを期限にして決断、発注した。
そうしてパソコンを入手した次第だが、ルンルンの気分でもない。カードで購入したので借金みたいなものだし、更にソフトやブルーレイの機器も購入しなければならない。こんな気持ちでは、前のパソコンにも新しいのにも申し訳ない。
、、こんな感じでタラタラかつジワリジワリと前進している。


それにしても、マタマタ、歳をとった、イイ歳だ。
マダマダ道半ば、、、どこが終点かわかりもしないのにマザマザと感じる「道半ば」感。それを意欲の表れと捉えればいいようなものの、やはりジリジリ焦りもあるこの感慨で誕生日を迎えた。
答えは知っている。タンタンとすべきことできることをし続ける。これって日常のことだし。