salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

西野流呼吸法とサックス

以前にも書いたが、ぼくは西野流呼吸法を27年やっていて、この9年は大分で西野流呼吸法大分県塾生交友会を主宰している。
肺呼吸でも腹式呼吸でもない足芯呼吸で、自分の身体そのものや身体のさばきを音(サックス)のために変えてきた。

気を巡らすことで細胞を活性化して免疫力を高め健康になる一方、身体の軸を作り緩めることで天地に繋がり、柔らかい(波動の高い)パワフルな音が出せるようになる。そして紙面に書けない事ごとも起きてくる。
筋肉に頼る硬い身体(柔軟性ではない)は気が通らず、固めた身体は暴力的だ。ぼくの場合筋肉を落としすぎた弊害もあるけど、それも身体を使ったチャレンジとして試行を続けている。

呼吸法で多くのことに目覚めてきた。突然の脱サラもそのおかげだ。音楽活動が続けられているのも。そして力の世界から遠ざかった。まだ見えないけど新しい(本来の)音楽創造や音楽のあり方に近づいている。今までの技術や知識など常識の外に。自然に接し温泉に入って楽器も触れずのんびりしてるだけみたいだけどね。

色んな世界や方法があっていい。楽譜初見で演奏できるのもいい。1日練習しないと戻るのに3日かかる世界もいい。
ぼくは即興の時は楽器の慣らしもせず、本番でいきなり出る音が不完全でもそれが正解として演奏する。
曲の時はそうもいかないけど、、、例えばひと月楽器に触らなくても演奏に支障をきたすことはない(ってみんな信じられるかな?)。それって、従来の努力は人の能力を落としかねないのか?
呼吸によって自然(=地球=宇宙=自分)とつながる身体が発する音楽(=生きる)。お金や力を目的にした音楽はエゴであって好きでない。

ところで、、、コロナはみんながマスクをはずせば終息する(=自分を生きること。みんなではずせば怖くない、ではない!)。これも呼吸法を通して得た智恵のひとつ。

告白めいた文章になった。これからも非常識なチャレンジを続け奇跡を楽しむ。
興味がある方は交友会の体験にどうぞ。
https://salmo.hatenablog.com

f:id:salmosax:20180531194311j:plain

f:id:salmosax:20200112203534j:plain

f:id:salmosax:20210613001748j:plain