salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 発 見

ツアー中に驚くべき発見をした。


脱サラ後7年間、まだ1度も演奏ができなかったことがない。
つまり事件事故病気その他によって演奏ができなかったり阻害されたことがない。
事件事故病気がなかったわけでもない。だから運がいいと思っている(何年か前にも書いたことがある)。


今回のツアー中も風邪の名残で空咳が続いていて、管楽器奏者は大変だなあと思っていた。
実際、演奏中にむせてくることが何回かあった。その時を少し観察すると、腹からこみあげてくる衝撃?を気管の途中で押さえ込みつつ、そこから上は解放したまま空気を送り出してサックスを鳴らしていた。
空気の出口の口部分(マウスピース)が小さく、圧力がかかることからできることだろう。
けっこう力と空気圧力を伴って気管を使っていたんだ。
ということは、、、管楽器奏者以外の演奏者は咳を止められないのだ。
チェロ奏者は咳き込みながらノクターンを弾くのだ。
パーカッショニストは咳に合わせてティンパニを叩くのだ。
???


サックス奏者でよかった。