今夜をもって静かな怒濤の「パラード I」「パラード II」「Salmo Meeting Special」の３日間が終わった。
無事には終わらなかった。
参加してくれたミュージシャン、ダンサーたちは、予想を上回る表現をしてくれたのだ。
何度も眼が潤んだ。
何度感動に襲われたろうか。
押し寄せる波と圧力に震えた。
「奇跡」が起きていた。
この４０年余、国内外でライブを見聞きしてきて、いい演奏やダンスは多くあったし、有名なミュージシャンも数多いるが、感動することはそうあるものではない。それが３日間続いた。
（付け加えておきたいことがある。例えばこの最終日の大分市公演に参加した大分人は、１０名を切っていたこと。
巡りによって、ぼくがディレクターの立場で行われた３公演。大分人には納得できなければ石を投げてみろ、という意気込みを持ってあたったのだけど、投げられたのはまた無視だった。
そんな状況をずっと嘆き悲しみ、非難もしてきた。でも最近、そう思うのは大分を愛しているからだと言われた。そうなのかもしれない、とふと思う。だからきょうは前向きの気持ちで公に意思を投げておく。）
以下、参加したアーティストに敬意と感謝を込めて、プログラムを掲載する。
9/19・Parade I
1. 實松亮（サウンドアート）
2. Ryotaro（アコーディオン）＋ 山口惠子（ダンス）
3. 山内桂（サックス）＋ 松本充明（琵琶）
4. ARK／山崎昭典（ギター）＋ 安田敦美（歌）
5. リュウ・ハンキル（タイプライター）
6. 藤條虫丸（舞踏）＋ 中川裕貴（チェロ）
7. 河端一（ギター）＋ Martin Vognsen（ギター）
9/20・Parade II
1. 實松亮
2. 松本充明 ＋ 山崎昭典 ＋ 中川裕貴
3. Ryotaro ＋ 山口惠子
4. 藤條虫丸 ＋ 山内桂
5. ARK ＋ 中川裕貴
6. ハエちち（コンテンポラリーダンス/宮原一枝、他）
7. リュウ・ハンキル ＋ 中川裕貴
8. リュウ・ハンキル ＋ Ryotaro＋松本充明
9. 河端一 ＋ 山内桂
10.河端一
11.藤條虫丸 ＋ Martin Vognsen
9/21・Salmo Meeting
1. 松本充明
2. Ryotaro＋ 山口惠子
3. 山崎昭典
4. ARK
5. 山内桂
6. Martin Vognsen
7. 河端一
8. 藤條虫丸 ＋(ミュージシャン全員)
