salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 EU ’17-2 コペンハーゲン

9/26. タンペレからバスでヘルシンキ空港へ。デンマークコペンハーゲンに飛ぶ。
空港にはCD ”Spanien” を2人で共演リリースしたギタリスト、マーティンがなんと車で迎えに。出世したのか、な。荷物や楽器を持ってメトロやトラムやバスで移動するのが普通なので、車は本当にありがたい。
彼のレーベル jvtlandt から ”Spanien” と ”朝見” をリリースしている。
家では日本人の愛妻のご馳走を堪能。結婚して部屋の雰囲気もずいぶんよくなった。怪しい話も交えて楽しい時間を過ごして就寝。


翌日はホテルに移動して街ブラ。主催者がホテルを世話してくれたのだ。いつもどういうシステムかわからないのだが、ヨーロッパでは時折こんなビップ待遇に出会うのだ。
さて、デンマークでは外出を控えないとお金が飛んでいく。北欧など福祉国家では物価が半端なく高い。サバイバー・ミュージシャンは消費活動しないので関係ないが。


夕方会場のメイハムへ。。ここで何度か演奏をしていて懐しい。広大な敷地に派手でサイケな文字や絵で覆われた建物群が並んでいる。ミュージシャンやアーティストの拠点で、多くの重要なコンサートが行われてきた。
ヨースと再会。彼はサルモサックスアンサンブルに参加してくれてデンマークツアーも行なった仲。
今回は彼の助けで演奏できる。なんともありがたい。

1部はヨースのバスサックスのソロ。ノンブレスで2曲。嫌味さがなくストレートで迫力もあり好感度大。2部のエレクトロニクス演奏者を経て、3部のトリでソロ演奏。
若い人達がけっこう集まり熱心に聴いてくれる。残響も手伝い気持ち良くソロ演奏を終了。大きな拍手が嬉しかった。