salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 Cinema

ぼくのHPの設計者、安東幸夫・サバコ夫妻に「CINEMA」ページを新設してもらいました。
http://www.dugazig.com/
今後も継続する映画制作に関することを伝えていきます。少しづつ充実させていきますので、よろしくお願いします。
http://salmosax.com/cnm.html



(以下、その冒頭解説です。)


大学時代にジャズや即興演奏に狂っていたぼくは、就職以降登山にのめり、やがて単独スキー登山に狂っていった。また無積雪期には渓流釣りも始め、そんな狂った20数年間、全国の山々を駆け巡って過ごした。そうして普通の人が見ることのない、狂おしいあまたの光景を見てきたが、特に山奥の渓流の輝きに胸をときめかせた。
それはCD「祝子」に収められた写真集に結実し、山と水と音楽が結びついた。
映画を作ろうと思った。知識も経験も何もないまま、心のときめきを大事にするためにカメラを手に入れて水の撮影をし続け、あとの作業は考えなかった。
そうして生まれた「ホフネン」が2つの国際映画祭に入選したこと、自分の感性が伝わる人が世界にはいるという喜びは大きかった。
ホフネンの完成に関わりなく水の撮影を続けているが、それは予定とか計画とか意図とか、計算とは異なる世界の出来事だ。自然=宇宙との交流を楽しんでいるのだと思う。