salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 パソコン

フルハイビジョン規格のカメラで撮った映像データを生かすためには、新しいパソコンが必要だった。
初映画「ホフネン」は普通のDVD規格での上映だった。それを少しでも高解像のものにしたかったし、今続けている撮影データの保存もダウンサイズさせたくなかった。それに今後の作品作りの上でフルハイビジョン環境を整えたかった。


ぼくは本当にコンピュータに弱い! 世代的にも当然ではあろう。子供の頃は、コンピュータなるものがあってそれは家位の大きさで、、、などと聞かされていた時代だ。就職した頃はまだソロバンが生きていたし、ぼくは必要上電卓を使い始めた。そしてパソコンが職場に重々しく導入されたのは、その6、7年後。しかもパソコンに使役されるだけの身だった。
そんなぼくが相変わらず理解できないままに、でも必要に迫られてパソコンをいじる図は涙ぐましい。映画を作りDVD作製にこぎつけただけでもすごい出来事だったのに、今度はブルーレイなのだから。
新しいパソコンへの移行だけでもかなり大変だった。メーカーに何度電話したかわからないし、1回の電話に2、3時間かかることも珍しくなかった。それくらい自分がダメなのと同時に、プロでも大変な作業だったと言えるのだ。
お金に余裕があればまた話も違うのだろうが、その面もクリアしつつ、ダウンロード、インストール、保存、設定変更、修復、ミス等々繰り返し繰り返し繰り返し、1ヶ月ちょいの苦闘の末パソコンの移行をほぼ終えた。もちろんフルハイビジョンの取り込み、保存、編集、書き出し、チェック鑑賞ができる環境で。ブルーレイレコーダーやソフトなどの関連費用も2万円以下に収まった。ふ〜


そうして「ホフネン」のブルーレイ書き出し成功したゾ! 
映画制作、音源編集、表計算、印刷、メール交信、ホームページ更新、ブログ書き込み、できるゾ!


パソコン、、こんなものでこうも活動が制約されているんだなあ。こんなものがあるからCDも映画も作れるし世界の人と交信できて演奏もできるわけだけど、恐いなあ。ありがたいなあ。