salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 ブルッセル

アムスからベルギーのブルッセルに列車で移動。ブルッセル北駅でミーティングポイントを探すがない。それにこの駅はけっこうでかい。さまよっているところを主催のジャンミッシェルにゲットしてもらった。


10分くらい歩いた運河沿いに会場でバーの La Compilotheque はあった。築100年を超える4、5階建ての建物なのだが、来年取り壊されるとのこと。風情が理解されない時代だ。


日本人男女2人組の rac_ka(ハープ、ベース、声、エレクトロニクス)の演奏に続いて salmosax ソロ。1人の酔っぱらいが演奏のそこここで合いの手みたいに喋る。ヨーロッパではたまにあることで、悪意も感じなかったので邪魔ではなかったが、かれは常連の人らしく、あとで何度も握手を求めて来た。他のお客さんも含めて好意的で、拍手も長めだったのでアンコールしなければならないかと迷ってしまった。ここの判断は難しい。


料理専門の女性スタッフは、夕方からずっと料理にかかっていて、色々なところに気を配ってくれた。演奏後、rac_ka やスタッフたちと、シチューやアルザスだったかのピザ風のものや焦げてしまったケーキなど、みんなで美味しく味わった。地域がフランスに近づくと料理の比重が増してくる。嬉しい。


ところで最終的にハンガリーの件はキャンセルになった。少々困る。
9/28 から3、4日、どうしようか。