salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 Cafe OTO

アムスから8時間かかってカフェ「OTO」に着いた。


ガトウィック空港の税関では、演奏ビザ申請しているのに、故にか時間がかかり、大勢いた旅行者たちはいなくなり1人残された。
それにロンドンの交通機関は本当にわかりづらく、パリのようにスッキリさせてほしい。何度も乗り換える駅にはエスカレーターもなく、本当に疲労困憊した。
ロンドンの印象は悪い。


噂にきいていた OTO は、広くオープンな雰囲気で,当然ながらカフェなのに驚いた。日本人女性のスタッフたちもよくしてくれた。


コンサートは、1部はソロのセットで、 Z'EV (パーカッション)、Sylvia Hallet (ハーディガーディ)に続いて演奏。
2部はデュオのセット。休憩時間に Z'EV が今夜は生涯最高の夜だ、というので、社交辞令も含めてありがたく思っていたところ、かれらのデュオが終ってぼくのセットが始まる前に、また同じことを80人のお客さんにアナウンスし、驚いてしまった。


初CD「SALMO」のレビューを「WIRE」誌に書いてくれた Clive Bell が来てくれていたり、嬉しい夜だった。
楕円の月は美しく、少しロンドンもいいと思った。