salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 最近の状況

今年最後のツアーを12月4日に終えてゆっくりしている。関西、金沢、名古屋の7カ所の演奏会は充実していたのでホッとしたのもある。
次の決まったツアーはないので安心してばかりはいられないのだけど、12月でもあるし、身辺の掃除やら整理をして気持ちよく新年を始めたい、、、と思いつつ時間が過ぎて行く。


最近の状況を少し、、、


某所でからだの診断をしたところ、内臓は全部OKだったのでこれも安心。
ちなみに骨密度は20才なので、年齢上バリバリ元気とは言えなくとも、骨と内臓さえ良ければこれからも当分大丈夫だろう。


撮影の方はボチボチやっているが、使っていたコンパクトデジカメが不調になったのでチョイと無理してフルハイビジョン動画可能機種を購入した。今後それを予備カメラにして、よりシャッターチャンスを逃さないようにしたい。来年暖かくなって渓流で機動力を発揮するはずだ。これでもうハード面は大体いいだろう。
パソコンへの取り込みもうまくいき、さて編集を勉強というところ。
この冬も撮影で渓谷にでかけるが、どんな思いがけない情景が待ち受けているか楽しみだ。
演奏と同じで技術や作為で作品を作るのでなく、心躍るその瞬間を形にする作業なので、現場に足を運ぶのは基本で、なおかつ求めないことが肝要だし、いつもそう戒めている。
なにかを求めた時点でそれは意識的意図的になりかねない。だから匠は技が無意識にできるまで修練を重ねるのだろう。
求めない心に何かが響いてくる、、やってくる、、そういうふうに体験的にも思っている。
ぼくの場合はだから演奏や即興と同列のレベルとやり方で絵を捉えたい。楽器をカメラに持ち替えて。


自室に録音のためのカーテンの取り付けを進めている。広い部屋ではないので音が回りすぎるのか、録音された音が固く、多重録音のときにハウリングを起こすこともあった。板間なので絨毯も考えた方がいいかもしれない。
せっかくの録音を大事にしなくては。さあ、どこまでやるか、どこまで変わるか。