salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 沖縄へ

いよいよ明日、2年ぶりの沖縄へ。
初めて沖縄ツアーを自分でなく人(ヨシハマショウくん)がアレンジしてくれる。
沖縄芸大でのトークや、 salmosax ensemble ワークショップもありの5日間。


大学といえば、愛媛大学で2回、松山大学、岐阜IAMAS。海外ではポーランドのポツナン音大で演奏とトークをしたことがある。
このトークって状況によってはない方がいい!? と思うこともあるけど、個人的にはきらいではない。
関心をもって質問されるのは嬉しいし、ぼくの演奏がトークによって理解されるのならそれもいい。
ポツナンでは学生が積極的に質問してくれたが、ぼくは即興をベースに音楽をとらえているのに、かれらには日本も即興も特殊のようで話が噛み合なかったりしておもしろかった。


一般的に即興演奏は南国では難しいようなイメージを持っている。
北に行くほど、あるいは都市という環境は知性や理性偏重になり、そんな現代の文明そのものに呼応した前衛音楽や現代音楽、あるいは実験音楽が発達してきたことにした場合、南のゆったりした精神にも肉体にも緊張の度合いが少ない地域では、直接うったえる音楽が好まれるような。
でも多分どちらにもこの現代において落とし穴があって、どちらが正しいということでもなくて、その両方を見た時に見えてくるものがあるような気がする。
自分の音楽観を伝えたい。どんなトークになるかな?


演奏後のツアー後半は、沖縄発祥の神の島「久高島」に行く。
関東で演奏会に来てくれた考古学をしている人に教えられたのがきっかけだけど、興味津々。




スケジュールは下記、クリックお願いします。19日は場所が急遽変更になりましたのでご注意を。その日のお店は屋久島でお世話になった方の娘さんがやってて、かれらと一緒に久留米の岩戸山古墳を参った時にぼくの曲「チクシ」ができました。


http://www.salmosax.com/cs_09.html




ではみなさん、よろしくお願いいたします。
(あうッ、 きょうはまた誕生日だ!)