salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

LISBON

salmosax2008-06-05

で、どんどんとばしますが、アムステルダムでファド(ポルトガル謡曲)を聞きながら書いています。
そう、少しかぶれました、リスボンに。




リスボンで三日間3回の演奏を終えました。なんてイカした街なんだろう、と思いました。
7つの丘からなるこの街は、それゆえ坂ばかりの上、古いが故の狭い道が迷路のように巡っています、いや迷路です。そこをなんと小さな電車が走るのです。いや、驚きました。電車から手をのばせば家に届くほどの所を。
明るい黄土色の石を敷き詰めた道や階段、屋根はほぼ煉瓦色に統一された街並で、人々は深夜まで飲み食べ語らっていました。
そんな解放感を今の人々は忘れているのかもしれないと思いました。


かつてヨーロッパで一番日本に近く、関係の深かった国を初めて訪れ、演奏しました。
1日目はArtesというアトリエカフェで、2日目はTrem Azulというレコードショップでソロ、3日目は Seculoというレストランで地元のミュージシャン、Ernesto Rodrigues、 Hernani Faustino、 Travassosと共演、楽しみました。
みんな喜んでくれ、また行くことができそうです。