3日間のレコーディングに行ってきた。
おなじみのいつもの渓流沿いの山小屋。もう梅が咲いていて春を感じる。
川の水は、「ああ」と声を出してしまうキラメキを放っていて、その秘めた吸引力にクラクラする。
録音を手伝ってくれる江上某と共に、湯布院で共演したダンサーの David Lakein も同行。途中で帰るかもしれないと言いながら、結局最後まで付き合うアバウトさ。
英語がよく分からぬ2人にジョークを連発していた。
山と谷と温泉を楽しんだようだ。
去年、少しばかりお知らせしてきながら延び延びになっている次の作品だけど、録音機材の関係で音質が今ひとつだったので、この際新機材を購入(そのためにオーボエやら何やらを売りに出した)し、演奏そのものも完成度を高めようということになり、3回/10日間で20曲ほど録音したものは全部オシャカ。
構成や編曲もちょっと手直し再収録して、夏にリリースしたいのだが、、。
う〜ん、音質は確かに良い! さて演奏は?
今回は時間が短かったために根を詰めたのと、前日の湯布院ライブやドライブなどで結構疲れたなあ。バリトンのマウスピースから口を離す時に音をたてて唇の薄皮がとれた時はビビッたが、大したこともなく、なんとか最後までやれた。
今までとは違うサルモサックスワールドを見せる作品で、自分にとってはカナリな冒険。
どうなることか、お楽しみに。