salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 秋の日本半周

10/28 より秋の日本半周ツアー。意識したわけではないけれど、ちょうど半年ぶりの2度目になり、関西を起点に太平洋岸に沿って東京から折り返して新潟、金沢と日本海側を回るもの。コースもほぼ前回と同じ。東北も足を伸ばしたいのだけど、残念ながら依然難しい。正味17日間の旅だけど、船を使う(ミュージシャンにとって贅沢は敵だ。)ので足掛け20日間になる。


*10/28(金):初日は神戸から。去年お会いしたスペース・オーのオーナーにお願いした。初見参。対バンに「対極」( 江崎將史 × 貝つぶ )をセットしていただいた。「一点一画を眺める」という意味深なタイトル。


*10/29(土):奈良の会場は「sample white room」なのだけど、そこが取り壊しのため、主催者「sukima industries」の奈良での活動は10月一杯で終る。貴重な奈良の拠点が早く復活することを祈る。中川裕貴(チェロ)クンがなんと9時間演奏し続ける内、ぼくの滞在時間?は最後の2時間(7〜9時)。


*11/2(水):大阪のブッキング調整がうまくいかず、急遽企画を頼んだのは熱きカメラマン、3.5GH。もう長い付き合いになる。対バンはかれの「黄土ソックス」。ブックカフェ「バイエル」にて。気持ちの良い空間だ。


*11/3(木):これまた急遽決定した、三重県の関にある旧東海道にある旅館「石垣屋」での演奏。雰囲気が良さそうだ。アカノシバヒト (サックス)、長田康子 (サックス)、小林雅典(ギター)が参加。祝日の午後のお茶にいいかもしれない。


*11/4(金):三重県の津でサックスを中心に活動を続けているアカノシバヒト。何度も企画をお願いしていて、場所もお馴染みの cafe「シマダ輪店」。地方でこういう人や場所があるっていい!


*11/5(土):名古屋の「モノコト」での演奏は初めて。オーナーも映像などで参加する。ぼくの音を水、一ノ瀬大悟(ベース)の音を火とし、タイトルは「水の音・火の音」。それに中川祐貴(チェロ)も参加。どんな所だろう。


*11/6(日):この日より東京入りして4日間滞在する。初日は河野円(テープレコーダー演奏!)さんの企画。彼女とも長いなあ。場所は「l-e」。以前よく演奏していたループラインが新たな土地で再開したもので、初めての訪問で楽しみ。徳永将豪(サックス)と山口晋似郎(ギター)との4人。


*11/7(月):河合拓始(ピアノ)さんの企画。現代曲や即興など、国内外で精力的に活動している。かれとのデュオは2回目。会場は喫茶店(喫茶茶会記)のようだが、ただのカフェではなさそうだ、、。


*11/8(火):初対面になる池上秀夫(コントラバス)さんの企画。デュオ2夜。かれも会場の八丁堀七針もずっと噂に聞いていたのだが、ついに演奏会が実現する。


*11/9(水):東京デュオ3夜。三浦陽子(ピアノ)さんとは何回かデュオを続けている。彼女は最近ヨーロッパにもよく遠征している。老舗のペンギンハウスにて。これで東京を終え、新潟に移動する。 


*11/11-12(金土):去年の新潟公演をきっかけに2日間の企画をいただいた。画廊「フルムーン」の協力も得て、主催は「砂丘館」。旧日本銀行新潟支店長役宅とのことで、しっとりとした屋敷のようだ。お相手はダンスの堀川久子さん。彼女とは初めてだけど、世代も近く、共通の体験世界を持っている。デュオコンサートの他、12日は2人でワークショップも予定。


*11/13(日):ツアー最後の金沢公演。ここもアスナ氏による昨年の公演がきっかけで、中嶋(陶芸)さんが町屋の蔵で今年二度目の企画をしてくれることにつながった。嬉しい。


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