９月のヨーロッパツアーが計画の大詰めになってきた。
毎日、地図を見たり、ネットで飛行機や鉄道の時刻や料金を調べ、主催者の情報を探し、メールを送ったり返信したり、と格闘している。
同時に１０月の日本半周ツアーと１１月の Frisk や Bertrand Gauguet とのツアーも並行してアレンジしているので、頭が少し煙たい。今からやっておかないと、帰国後では間に合わない。
でも国内の方はみなさんのおかげである程度固まってきている。
初のロンドンはずいぶん交渉に時間をかけてきたが、まだ確定に至らない。
フランスは西部と東部に絞って動いてきたが、西部はレンヌが決まっただけ。
去年知り合ったブザンソンの友人は２つコンサートをしてくれるが、日程的に３日しかいられないかもしれない。
久しぶりにパリでやろうと思っているが、まだひとつも決まらず、相変わらずきびしそうだ。
初めてハンガリーに行ってみようかと思っているが、これも意外に手こずっている。貧乏な国らしく、行っても稼ぎにはならないだろう。
これまですでに５０数人にコンタクトをしてきている。
そもそもメールの返信があまりないのだが、その一因に今が夏のホリデイだからということがある。
いつも驚くのだが、ヨーロッパの人々はお金がないといいながらも、きちんとホリデイは楽しむ。それも１ヶ月も２ヶ月も。まるで価値観が違うのだ。自分の楽しみ、つまり旅や食べ物にはお金を使うが、カメラとかの物質は二の次のようだ。
これは日本人も見習うところがありそうだし、自分自身反省するところだ。
ホリデイを十分楽しめるのなら、出演料を奮発して欲しいとちょっと思う時もあるけど、これはやっかみだろう。
