salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 退 院

salmosax2009-01-17

本日、5日間の手術入院より無事退院、帰宅しましたのでご心配なく。


軽く見ていた胆のう摘出手術でしたが、麻酔で朦朧とした意識の中で手術台から病室ベッドに戻された時に叫んでいたのは、「寒い」「痛い」「気分が悪い」でした。もちろんそれは訴えたい順だったのですが、冷静だったというより、それくらい切実だったので正確に伝えなければならぬ、と思ったのでした。
2、3回言いましたもん、寒い、痛い、気分が悪い !


黒いガラス状の石をくすんだ灰緑色石で包んだ1〜1.5cm の石が6個、小石が5個出てきました。
覚えはありませんが自作です。なんでまたこんなもの作ったのかできたのか、、、不思議です、人間って。


翌日から食事も出され順調な経緯でしたが、切ったのではなくとも腹に4つの穴があけられたのですから痛いのは当然。からだを動かせませんでしたし、腹筋を使うこと、咳、くしゃみは禁物です。
それでも日々確実に痛みは減っています。
明日から体を動かしてリハビリ。サックスを吹けるか、24日の演奏に向けてテストです。


こうしてからだの一部を失い、初めての入院も無事終りましたが、まだまだひとつひとつ事を乗り越えていく時期は続きます。


そう、胆のう手術経験のミュージシャンはけっこういるようで、大友良英さんもその一人。これでかれらに一歩近づきました。