salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 アメリカ

salmosax2007-12-20

みなさん、帰りました。


少し戻って、、、そう、Arrington (バスクラリネット)と合流してバンクーバー〜西海岸のツアーが始まった。
バンクーバーでは2回演奏し、批評家という人が興奮してくれたり。Jeffrey の音とは合ったなあ。
かれと別れ Arrington と米国に再入国。
かれは本当によくしてくれた。ラジオも暖房もない恐ろしいほどボロのフォードで、雪の中を凍えきって国境を越え Portland へ。Seattle、Olympia を駆け巡り演奏し、ちょいとしたお金も作ってくれ、色々なミュージシャンをセッションで引き合わせもしてくれた。
それに salmon の産卵を初めて見せてくれた!
雨ばかりの Portland とかれに別れを告げて、晴ればかりのサンフランシスコへ。
そこでは少しアクシデントもあったけど2回演奏し、適当に観光も。
誰もが目を光らせて最高というサンフランシスコ(なら行けよ、と思いつつ)。そこは開拓と移民の辿り着く西の果ての地。東の果てJAPAN と対比してしまう。




25日間を整理すると、、コンサート12、セッション4、レコーディング1。
共演者は、Jack Wright(sax)、Heddy Boubaker(sax)、John Berndt(sax)、Alban Bailly(g)、Jon Barriou(b)、Jeffrey Allport(perc)、Arrington de Dionyso(bcl)、JP Jenkins(g)、Asa Gervich(ds)、Bryce Kasson(dance)、Jonathan Sielaff(cl)、Matt Hannafin(perc)、Doug Haning(piano,sax)、Gust Burns(piano)、Derek Johnson(cello)、Damon Smith(b)、Gino Robair(perc)、Jerome Bryerton(ds)
行った都市(街)は、ニューヨーク、フィラデルフィアイーストン、ボルティモア、ブルックリン。それからバンクーバーポートランド、シアトル、オリンピア、サンフランシスコ、オークランド


レコード店、有名なライブ会場、一般人が何人も住んでいるへんてこな教会、立派な教育機関のホール、フツーにカフェ、住居かスタジオか分からない所、などで演奏。


ステーキやロブスターを記念に食し、チャイナタウンもよく行き月餅饅頭はどこのもうまかった。ベトナムラーメンも良し。 sushiはいいとこもあればヒドイとこも。ケーキはダメ。



なにしろアメリカという国を知らなかったことを知った。ニューヨークは世界の凝縮だと言われるけど、ヨーロッパより大きいこの国自体がそうなんだ。
そしてそこにも会うべき人たちがいる。
初めてのアメリカツアーでの音楽的成果、、なんてまだ分からないけど、少しタフにしてくれたかもしれない。そしてそれが自分の課題なのも知っている。
そいうことでも良い旅だったな。 " the end "