salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 ワークショップ登録

3月に「ASAMI」(http://www.jvtlandt.com/)がリリースされますが、これを機にあらためて「サルモサックス・アンサンブル」(以下、sse) ワークショップを展開していきたいと思います。
(このワークショップは通常のそれとは少し違って、「sse」という形とワークショップ後の公演を前提にします。)


つきましては、ワークショップ参加に興味のある方を随時募りますので、下記宛お名前と住所あるいは地域を記載したメールで申し込みをお願いします。
salmosaxアットマークgmail.com
原則、開催(コンサート)の都度登録者にお知らせメールをし、参加自由という形をとりたいと思います。
サックスを吹く人なら、一応指示に従っていただくことと出演料等はない(申し訳ない!)こと以外、条件や制限は特にありません。
参加費は各主催者の企画によりますが、考慮したいと思います。




なお、sse 公演は08年に東京、大分、湯布院で。
sse ワークショップの公演は、09年5月以降、別府、沖縄、三重で開催しました。
現在、3月以降の開催について検討計画中です。
また sse 関連 CD は、「祝子」08年、「朝見」10年3月予定。


※ サックスを吹く友人知人にも紹介お願いします。


(以下、内容についての説明です。)
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サルモサックス・アンサンブル( salmosax ensemble )ワークショップ



サルモサックス・アンサンブルの基本コンセプトは、サックスのみによるアンサンブルで音(楽)の探検をすることであり、私のアイデアを実現発展させるための一表現形態です。
即興と曲、あるいはその狭間にあるものを組み合わせて、自分の内にある響きを発見したり表現したいのです。
実験の要素もありますが、決してそれが目的ではなく、最終的には音によるコミュニケーション(感動)が目的です。
強制や暴力によらず、自他を否定せず、自主性や自発性によって各個人の可能性を引き出す有機的な方法論の私なりのひとつの回答でもあります。
今後どのような展開をするかは、その時々の閃きに任せていきたいと思います。


具体的には、半自動的な即興方法(曲)をメインに考えています
(半自動即興 = semi-automatic improvisation と名付けました)。
主観と他観、個と全、を並存させ、深い音楽的感動を体感するための平易なシステムによる現代的なサウンドです。
一定のルールに従って各自が歯車としてかつ主体的に演奏することにより、自己中心に陥らず感情に走らず、意図的ではない自然に出てくる個性と音と共演者とが直接つながって有機的音楽が実現することを目指します。
それに加えて楽譜による曲などを組み合わせて展開させていきたいと思っています。


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