salmosax note

音楽家・山内桂 の雑感ページ

 salmosax ensemble

ちょっと閃いたことがあって、年末年始にかけてサックス3本、マイク、多重録音用MTRを引っ張りだした。(1/1 の写真参照)


昨年8月「祝子」リリースの時点で、salmosax ensemble の続きをしたくてしたくて、部屋掃除という直接関係ないようなことまでして準備にかかりながら、でもなぜか音出しまで辿り着けず、気分ものらず、肝心の師走には掃除もせずに雑然な部屋に戻りつつあったところに、突然スイッチが入った。
ある企画出演(まだ公開できません)に関して考えていて閃いたのだったが、やっと少し覚えたMTRの操作はほとんど忘れていて再び説明書片手の格闘ながら、作曲と演奏の方はトントン進んで6曲収録。
いずれもコンセプチュアルな五線紙を使わない曲が、スルスルと湧いてきたのだった (以前からのモチーフもあるが) 。
それらがほとんど一発録りでたちまちに作製できてとても嬉しかった。
こんな時間は楽しい。閃き、期待感、演奏、作業、そんな音楽の醍醐味、幸せだ。


「祝子」とはイメージはかなり違う(18曲の内、2、3曲が少し似たニュアンス)。
その音の感覚は自分の中に確実にあるというか、しっくりするというか、自分の核心に近いというか、、、そう、「今」って感じ。


これらを salmosax ensemble 第2弾リリースなどと性急には考えていない(「祝子」にかかった費用の回収も終ってないし) が、この ensemble の可能性を見たいし、まだハートは熱い。
ensemble でやりたいことが一杯あって、一杯やったあとに何が残るんだろう。
時間かかりそう!
salmosax ensemble 次回作はあるか。あるいはどんな作品になるか。


あと激音系が数曲残っているが、住宅事情や雑事のため中断中。楽器やマイクをいつまでも出しておくわけにいかず、モヤモヤしている。